おひさしぶりです!!
投稿が遅くなってすみません!!
今回は時間術に関するおすすめ本『神・時間術』 と 『時間術大全』をまとめました!
今回は、教員が仕事をしつつも自分の時間を確保するための時間術(テクニック編)
をご紹介いたします。
ひとつお願いしたいのが今回お伝えするテクニックは、前回の記事でお伝えした『エッセンシャル思考』を土台とするものであり、この記事単独での実践では効果が薄いです(汗)
なので、ぜひ前回の記事も読んだうえで読んでいただければ幸いです。
それでは行きましょう!!
- 1 スケジュールの最適化 集中力の仕組みに合わせた行動スケジュールを立てる
- 2 集中力の回復法を知る 散歩・咀嚼・仮眠・日光が効果的
- 3 仕事は15、45、90分刻みで行う。 人間は15の倍数の時間間隔で集中の波が訪れる。 加えて、人間のピーク時でも最大集中時間は90分。午前中45分,90分刻み。疲れのある午後は15分、30分刻み
- 4 部活動、清掃活用術 人間は軽い有酸素運動を行うことで、集中力が回復する。 教師にとって時間泥棒と感じる清掃監督、部活動顧問も軽い有酸素運動として生徒とおこなえばタスク間の集中力回復要因として利用できる。
- 5 集中阻害要因の排除教師には小さい仕事が日々急に訪れる。(○○先生へ資料を渡す、特定の生徒への連絡、メール対応など)それらも頭に残しておくだけでワーキングメモリを占領するので、即実行or付箋を用いて意識から完全に排除する。
- 6 タスクによって行う作業場を固定する。 人間の脳は週刊、条件反射により脳を騙し、集中を自動的に引き出せる 教員は時間割で動くため、行動の固定がしやすいのが強みの一つである。それを生かし、曜日ごとに行動を決定しておく。すると脳もそれに慣れ自動的に集中力が上がる。
- 7 体調、気分が向かないときは場所を変える。海外では1週間ごとにオフィスを交換したり、会議室ごとに室内のレイアウトが異なる会社がある。それによって社員のリフレッシュを促している。 気分が乗らないとき、集中できないときは場所を変えよう。
スケジュールの最適化
集中力の仕組みに合わせた行動スケジュールを立てる
1,スケジュールの最適化
・集中力は起きて間もない頃に最も高く、時間の経過とともに低下していく
1日の集中力の総量をHPと考える
集中力(HP)は何かを見る、読む、決定する、考えるだけでも消費される。
➡ジョブズは同じ服を7着買い、曜日によって決めていた
日々繰り返される多くの決断は、次第と心の負担になっているのです。
優先順位を間違えてしまうと、大切な事柄をじっくりと考えるエネルギーが足りなくなるのです。服も決断することのひとつ選択肢を持つほど私たちは迷いストレスを抱える=集中力(HP)が減っていく。
・朝の時間を活かし、一番頭を使う作業を行う。(自身の学習)
・朝は頭を使う思考系作業 ⇔ 夜には頭を使わない単純作業
集中力は朝の時間に最も高く、時間が経つにつれて低下していくため、
全体的な作業効率を上げるためには朝の時間に頭の使うタスクを行うこと。 対して、夜には書類整理やデータ処理など頭の使わないタスクを行うと集中力をうまく使えるのです。
集中力の回復法を知る
散歩・咀嚼・仮眠・日光が効果的
2,集中力の回復法を知る4要素、睡眠・運動・咀嚼・日光
朝から5時間続けて集中力が低下した状態で勉強するよりも、
適度に休憩を入れて方が仕事率は上がる(グラフ内の面積が大きくなる)
時間の使い方は時間量×質で決まります。面積を意識!!
休むと再開するのに苦労する誘惑に負ける人は『時間割を作ると良い』
自分の時間割を作ることで『やらなきゃいけない』という強制力が働く
私は毎日、前日に明日は何をするか決めています。
これによって1章で紹介した決断による集中力の減少も防ぐことができます。
ここで1番大切なのが
・休憩中は脳を休めることに集中することです
脳は視覚から入る情報にエネルギーの90%を消費すると言われています。 さらには、暗記物をした後では休憩中に脳が情報を整理しインプットするので、休憩中は視覚情報を遮断することが記憶にもいい影響を及ぼすのです。
昼の仮眠は夜の睡眠よりも何倍も高い回復効果が期待できるため、積極的に取りたい。理想は15~20分程度。
カフェインを摂取してから仮眠を取ることがベスト。
(起床後は眠気覚ましに数分間の散歩、日光浴)
・仮眠以外の休憩中は、外に出て歩いたり、食事をすること。
集中力を回復する要素として、日光・運動・咀嚼を取り入れることでより集中力が回復します。
自分はタスクの合間の休憩で校舎を散歩し生徒と会話しています。
それが生徒とのコミュニケーションにも、自身の回復にもなるのです。
仕事は15、45、90分刻みで行う。
人間は15の倍数の時間間隔で集中の波が訪れる。
加えて、人間のピーク時でも最大集中時間は90分。午前中45分,90分刻み。疲れのある午後は15分、30分刻み
3,仕事は15、45、90分刻みで行う。
皆さんもよくご存じのとおり、学校は時間割が15や30,45など(50もありますが)
で構成されることが多いです。これは単に区切りがいいからという理由だけでなく
『脳科学的に人間の集中力の波は15分前後の周期で訪れる』という研究に基づいているんです。
人間は15の倍数の時間間隔で集中の波が訪れる。加えて、人間のピーク時でも最大集中時間は90分。ならば、HPの多い午前中は中断しづらい仕事を45,90分刻み。午後は頭を使わないタスクを15、30分刻みで行うとより効果的なのです。
部活動、清掃活用術
人間は軽い有酸素運動を行うことで、集中力が回復する。
教師にとって時間泥棒と感じる清掃監督、部活動顧問も軽い有酸素運動として生徒とおこなえばタスク間の集中力回復要因として利用できる。
4,部活動、清掃活用術
人間は軽い有酸素運動を行うことで、集中力が回復する。
教師にとって時間泥棒と感じる清掃監督、部活動顧問も軽い有酸素運動として生徒とおこなえばタスク間の集中力回復要因として利用できます。
例→部活の時間でミニゲームの時間を固定し、そこに教師も参加する。生徒にとっては基礎練習の実践場として、教師は生徒の成長把握や集中力回復になります。
集中阻害要因の排除教師には小さい仕事が日々急に訪れる。(○○先生へ資料を渡す、特定の生徒への連絡、メール対応など)それらも頭に残しておくだけでワーキングメモリを占領するので、即実行or付箋を用いて意識から完全に排除する。
5,集中阻害要因の排除
教師には小さい仕事が日々急に訪れる。(○○先生へ資料を渡す、特定の生徒への連絡、メール対応など)
それらも頭に残しておくだけでワーキングメモリを占領するので、
即実行or付箋を用いて意識から完全に排除する。ここでも、付箋に記録しタスク間の休憩で散歩とともに行うと時間効率UP!
タスクによって行う作業場を固定する。
人間の脳は週刊、条件反射により脳を騙し、集中を自動的に引き出せる
教員は時間割で動くため、行動の固定がしやすいのが強みの一つである。それを生かし、曜日ごとに行動を決定しておく。すると脳もそれに慣れ自動的に集中力が上がる。
6,タスクによって行う作業場を固定する。
教員の強みは何かと聞かれたら私は、授業準備と関連するのなら勤務時間にたいていの勉強が許される点、生徒の時間割に合わせて動くので自身の行動を大方予測しやすい、習慣化しやすい環境である点の2つを答えます。
人間の脳は習慣化や条件反射を活用する事により脳を騙し、集中を自動的に引き出せます、
特に、教員は生徒に合わせて時間割で動くため、行動の固定化がしやすいのが強みの一つです。
それを生かし、曜日ごとに行動を細かく決定しておく。すると脳もそれに慣れ自動的に集中力が上がるようになる。ただし、日によっては体調がすぐれなかったり授業が詰まっていたりする曜日もあるでしょう。そこでの対策を次の章で紹介!
体調、気分が向かないときは場所を変える。海外では1週間ごとにオフィスを交換したり、会議室ごとに室内のレイアウトが異なる会社がある。それによって社員のリフレッシュを促している。
気分が乗らないとき、集中できないときは場所を変えよう。
7,体調、気分が向かないときは場所を変える。
海外では1週間ごとにオフィスを交換、会議室ごとに室内のレイアウトが異なる会社があります。それによって社員のリフレッシュを促し、クリエイティブなアイデアを生み出す手助けをしたり、集中力を保っているのです。
教員も同じです。気分が乗らないとき、集中できないときは場所を変えましょう。私はよく、会議室・大職員室の大机をつかって気分を変えて勉強しています。
そこまで大移動しなくても学年室内のソファーなどでもいいかもしれません。
ただ、曜日や時期によっては授業が詰まっていたり、式典準備に体力を奪われ戻るときには疲れていてなかなか集中し辛い場合もあるかもしれません。
そこでお勧めなのが『疲れるであろうことも予測したうえで体力回復、集中力回復の方法を決めておくこと』です。
私であれば、投稿日の3月は式典や受験などの体を使う準備が多く、前日に何をするか決めても疲れでなかなか身が入らないことがありました。そこで行ったのが『シャワーリセット』です。シャワーには疲労回復効果や副交感神経を優位に働かせる効果があります。それを用いて15分後には3~4時間勉強を行えるほど体力が回復します。
本の紹介は以上になります!!
ここまで読んでくださった皆さんに1つ言いたいのは、
ぜひこの本は買って、自分で読んでください。
この記事はあくまで本の概要と魅力を伝えるものなので、本に書かれている内容の上澄みしかかけていません!!!しかもこの本、現精神科医として働きながらも20冊以上の本を執筆されている樺沢紫苑さんの本の中でも指折りのベストセラーなのです!!!!
それをこの記事のみで理解して実践するのは正直厳しいです。
加えて、
1番大切なのは【私たち教師は時間の使い方さえも生徒に教えられなければならない】ということです。先ほども書きましたが、上手く教科を教えられるだけの先生はもう求められていません。
そんな中で生徒に「ネットを見てこんな風に勉強する、計画する、1日を過ごすんや」と伝えたところで薄っぺらいのです、
私が紹介する本を読んで、それ以外の本に興味を抱いて、沢山読むきっかけになって頂ければと思います。すると自身の体験として時間の使い方を生徒に伝えられる「機械に負けない教師」になるのです。
なので、ぜひ読んでください!
では、時間術本紹介②はここまで!!
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました!
一緒に高めあっていく仲間も欲しいので、質問、ツイッターでコメント頂けたら嬉しいです!!