お疲れ様です!
今日は前回のリスニング勉強法の続き
【オーバーラッピング・シャドーイング】のやり方について。
日本1丁寧に!
注意点を踏まえながら!
話していきます!
このブログは以下のような人におススメです!
- オーバーラッピング、シャドーイングのやり方を知りたい
- オーバーラッピング、シャドーイングで伸びる能力を知りたい
- オーバーラッピング、シャドーイングが難しくて出来ない
前回の【リスニング 勉強法】記事をまだ読んでいない方は、
そちらから読んでください!
オーバーラッピング・シャドーイングは、かなりハードなトレーニングです!
しかも、英語中級者以上でないとやっても効果は出にくいです、、、、
なので前回の記事をよく読んで、あなたには
『オーバーラッピング・シャドーイング』が必要なのか?
しっかり見極めたうえで取り組むようにしてください!
⇩前回の記事⇩
読んでいただけました????
ありがとうございます!!!
乗り越えた先にあるものは多く、
・私はこの勉強法を通勤中と、始業前30分でだけで
・英検1級を取得できました!
・さらに教え子も英検1級、旧帝大、難関私立に合格しています
それでは、説明を始めますが
- かなり丁寧で細かい工程になっています。
- 慣れるまで、こんなに!?と思うほど繰り返し聞きます。
そんな『シャドーイングの目的』とは何か?
一言で言うと
『英語の自動翻訳化』です。⇦超大事
大事なのでもっかい言います。覚えてくださいね。
オーバーラッピングシャドーイングの目的は
『英語の自動翻訳化』です
考えずに頭が英語を翻訳してくれるようになる為にやるのです。
聞こえる英語について考えながら聞いては、一生外国人の話す英語のスピードについていけませんし
話した内容を聞きながら、頭の中を整理したりすることは一生できません
共通テストでは英語を聞きながら
『グラフを読み解く・表を埋める・計算する』などの作業を行います。
英検1級なら、
『外国人のリアルスピード』の会話を聞けるようにならないといけません。
なので、『自動化が必須』なのです。
では、
日本1丁寧に
オーバーラッピング・シャドーイングのやり方を解説します!
シャドーイングには、
オーバーラッピングが出来ることが必須なので
まずは、オーバーラッピングのやり方から詳しく話していきます!
シャドーイングだけ知りたい方は
見出しを選択してシャドーイングまで飛ばしてください。
オーバーラッピングとは?
オーバーラッピングとは、
【本文を見ながら、 音源に重ねて英文を読み進める勉強法】です。
特に大切なのが、
- 全く同じ発音で読む<慣れていない方は、まずは発音・リズムを覚えるところから>
- 追い越してはいけない
- 遅れすぎてもいけない
という点です。
まったく同じ発音、間、アクセント、スピードで読むことで
リスニングに必須な【英語の音】を覚えることが出来ます!
しかし、オーバーラッピングの真の目的はここではありません。
オーバーラッピングの目的は2つ
- 長文速読のために英文の理解速度を上げる
- シャドーイングの準備として、しっかり音やリズム、音の繋がりを覚える
この2つなのです!
⇩では、まずやり方から詳しく説明していきます⇩
超!!丁寧なオーバーラッピングのやり方
- 初聞きでまずは『これ以上聞き取れない』まで何度も聞く(目安:5回)
<初聞きでも単語を推測し、内容を読み取る力を養います。>
- アイリスニング
<単語➡文法➡5大発音要素の順番で理解しつつ、本文見ながら聞く>
<5大発音要素は『リスニングのコツ』の記事で説明しています!>
<この際に、分からない文法・単語などは調べます!>
- リピーティング<視覚>
3-1<本文を見ながら聞いて、音源の速度で理解できるまで繰り返す>
3-2<本文を1文ずつ5大発音意識しつつ、意味+5大発音を丁寧に確認>
※3-1か3-2で時間がかかる場合は②の行程が出来ていない可能性有り!
- オーバーラッピング<各15回>
4-1<口パクしつつ同時に言えるように練習>
4-2<口パクしつつ、頭で内容を理解しながら同時で読めるようにする>
4-3<声に出して、頭で内容を理解しながら同時で読めるようにする>
こんなに!?と思うかもしれませんが。
初めてオーバーラッピングを行うなら、
『これくらい丁寧にやらないと』間違ったやり方をします。
慣れてきたら、目的に合わせて省略していっても結構です。
例えば、僕は最初全ての工程を丁寧にやっていましたが、
今では、だいたいの音源は1回で聞き取れるので
工程の3番は省略しています。
- 聞きとれない箇所
- リンキングが強い箇所
- 単語が分からない箇所
のみ3番を含めて行っています。
まずは丁寧にやりながら、慣れましょう。
そして各工程の意味を理解してください。
そうすれば
いずれ、余分な部分は省略できるようになります。
オーバーラッピングが難しいという方は多くの場合
『いきなり④から行っている』
場合が多いですので、
丁寧に工程を進めてみてください。
※5大発音要素については『リスニングの超必殺技』と同じ記事でまとめます!
③オーバーラッピングで伸びる能力とは?
オーバーラッピングで伸びる能力は4つあります。
- 発音をまねする過程で【英語の音】を覚える
- 英語のリンキングに慣れる
- 英文を読みながら『内容を理解しようとする』
と英文の速読力が上がる!<工程4と関係>
- 英文の強弱、間、スピード、5大音声を知り、聞く部分と
聞かなくてもいい部分が分かるようになる➡リスニング超必殺技が使える!!!
先に述べた通りオーバーラッピングは、
【音源の音やリズムを覚えるところから】始まります。
その際、リスニングが聞き取れない理由の
【単語の音を知らない】と【リンキングに慣れていない】
の2つを改善することが出来るのです!
だからこそ、【なんとなく音を真似る!】のではなく
意味ある音として丁寧に覚え・真似ることが必要なのです!
1と2に関しては前回の記事【リスニング勉強法】で説明しているので省略します。
よくわからない!という方はこちらから☝
そして、とくに大切な3と4について深く解説していきます!
まずは3から、
オーバーラッピングでは、音を覚え、真似ることが出来るようになると
音源を真似ながらも、読んでいる英文の内容を頭で理解しながら
進めていくことになります。
この過程で
【音源の速度で英文が読める】=【早く英語が読める(速読力)】
が身につくのです!!
よくあるのが、オーバーラッピングをしているけど、リスニングが伸びない。という悩み
、
、、そりゃそうや。だってオーバーラッピングは
速読の練習ですから!
もしあなたが『リスニングを伸ばしたい』のに
オーバーラッピングのみやっている場合は
いずれ絶対に伸びなくなります。
リスニングを伸ばすのはシャドーイング!
だけどもオーバーラッピング抜きでは
シャドーイングはできないのです!
という事!簡単に言うと、
『リスニング力が上がるシャドーイングをするために、
オーバーラッピングで前準備をしているのです』
ではつづいて!
オーバーラッピングで身につくリスニングの超必殺技!!!⇩
④オーバーラッピングで身につく!リスニング必技!
すみません、、、、長くなりすぎてしまうので
・オーバーラッピングすると身につく『リスニング超必殺技』
・5大発音要素
の2つに関しては『別記事』にしたいと思います。
(上記2つは同じ記事にまとめています)
こちらからどうぞ!
⇩⇩⇩⇩
⑤オーバーラッピングの注意点とは?
- 発音を丁寧に真似れば真似るほど『英語の発音がきれいになる』が、
社会人がよく取り組む、昇進のための『TOEIC・英検』には不必要
- 音のみを発音して、頭を使わないとまっっったく意味が無い!!
行程を踏みながら、慣れていき
最終的には『頭の中で内容を理解しながら』オーバーラッピングシャドーイングを行う事。
特に2番に関しては、何度も繰り返しているうちに
『口だけ動いている状態』になりやすいので!
・毎回、今頭働いていたかな?
・内容を考えながらやっていたかな?
と考えることが本当に重要!!!!
僕がよくやっているのは、『リスニングの内容に合わせて身振り手振りしたり』
『指で英文をなぞる』とうまくできます!
⑥シャドーイングとは?
シャドーイングとは、
【本文を見ずに、音源に少し遅れて英文を読み進める勉強法】のことです。
特に大切なのが、
- 一定の間隔を保ちながら音源の後を追う
- 頭で内容を理解しながら行う工程を含める
という点です。
では!細かいやり方!!⇩
⑦超!!丁寧なオーバーラッピングのやり方
- オーバーラッピングが終わってから次の工程に進む。
- ルックアップセイ
5-1 本文を見ながら音を聞く <1文ずつ>➡顔を上げて発音意識しつつ暗唱
5-2 本文を見ながら音を聞く <1文ずつ>➡顔を上げて意味を意識しつつ暗唱
- リピーティング<聴覚>
6-1 音のみ聞いて、1文ずつ暗唱➡発音意識しつつ暗唱
6-2 音のみ聞いて、1文ずつ暗唱➡意味を意識しつつ暗唱
- シャドーイング<各15回>
7-1<口パクしつつ,音声の後を追って発音できるように練習>
7-2<口パクしつつ,頭で内容を理解しながら音声の後を追えるように練習>
7-3<声に出して,頭で内容を理解しながら音声の後を追えるように練習>
⑧シャドーイング ➡ そもそも何の能力伸びる?
シャドーイングで伸びる能力は大きく、3つあります!
- 聞いた英語を少し遅れて読む際、脳に一時記憶するので
英文を頭に留めて置けるようになる
(=英検や共通テストの長い英文に強くなる)
<工程2・3番と関係>
- シャドーイングの際『内容を理解しようとする』ことで
英語音声を理解する速度が上がる(=速い英語が聴ける)
<工程4と関係>
- オーバーラッピング・シャドーイングを繰り返すことで
(=『英文を覚え』英会話・英作文で使える引き出しが増える)
<工程2・3と関係>
各工程にこんな意味があるんです!
オーバーラッピングは下準備なので、全てに意味があるわけではありませんが
シャドーイングの工程には全てに意味があるのです!
という事は、英会話が目的なら工程2・3を
試験目的なら工程4を
多めにやれば成果が出やすいというわけなのです!
⑦シャドーイングの注意点 難しい!できない!人へ
ここまで読んでいただいたら分かる通り。
・工程も細かいうえに
・単純作業で忍耐力が必要
・きちんとした手順を踏まないと一生『なんちゃってシャドーイング』しか出来ない。
オーバーラッピングをすっ飛ばして
シャドーイングの工程4をしようもんなら
口で音を真似てるだけで全く英語理解していない
『なんちゃってシャドーイング』になるのです。
ですが、これを継続した後に得るものは半端じゃないです。
実際に僕はこんなに力が付きました。
2年前:英検2級のリスニング50%
➡現在:英検1級リスニング90%。
2年前:英検2級長文に1題20分
➡現在:英検1級長文1題10分程度
自分で信じられないくらい
レベルアップしました。
それに何といっても
このトレーニングの最強の長所は
『移動中に出来る』ということです。
<お風呂中にも試したのですが、
シャワー音が邪魔、操作で時間がかかるのでダメでした(笑)>
忙しい受験生・社会人こそ
このトレーニングをやるべきだと思います!
時間がなぁ、、って言いました?
時間が無くてもできます!
僕はできました!
・教員として働きながら!
・ブログも書きながら!
・平日筋トレ、
・土日は野球とバスケ試合しながら!
さてあなたは?
時間の作り方についても記事を書いておりますので!
よければ!
時間外労働の多い教員が自分の時間を作るには?(1年目で1日4時間生み出した時間術)
では!きょうはここまで!
次回の記事、
オーバーラッピングで身につく!?
最強?最恐のリスニング必殺技!でお会いしましょう!
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