こんにちは!
今回は教員1年目が読むべき本①
『時間の使い方について』書いてあります、
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする 』
著 グレッグ マキューン
を図解で要約、紹介したいと思います。
しごとカフェ様の
【3分図解】エッセンシャル思考とは?要約とまとめを分かりやすく解説
から引用させていただいております。
ぜひ、そちらの記事もご覧ください!⇩⇩⇩⇩
https://shigoto-cafe.com/essential/
時間の使い方に関する本を読み、取り組んだおかげで、
部活動、生徒対応、分掌の業務をこなしながらも
毎日3~4時間の勉強、副業時間を確保できています!!
その成果もあり、捻出できた時間を使い
副業で年間で10万円以上の
収益を得ることに成功しています!
忙しい社会人の皆さんが
『副業に費やすことのできる時間』
『家族や大切な人との時間』
『趣味に打ち込める時間』
を作るにはおススメの本です!
また、教員としても時間の使いかたを知り
それを生徒に伝えることが出来るようになるのが
『これからの教員に必要な能力』だと思います!!
教員の皆さんは『自由な働き方』『生徒へ時間術を教えるために』
この記事で学んでいきましょう!
- 副業で稼ぐ時間が増える
- 家族や大切な人と過ごす時間が増える
- 趣味に打ち込む時間が増える
- 時間の余裕がココロの余裕に繋がる
【エッセンシャル思考】ってなに?
エッセンシャル思考とは、
【本当に大切な事のみに時間と労働力を注入する考え方】
です。
普通の考え方の違いは
大まかにいうと以下の通りです。
現代人は仕事が多すぎて
『本当にやりたい、すべきこと』に集中できなくなっています。
それを気合や根性でカバーしようとして、
ココロの余裕が無くなりパフォーマンスが落ちています。
そこで、エッセンシャル思考の原点である
『99%の無駄を捨て1%の最重要に集中』
するのです。
具体例を挙げれば教員もそうです
生徒のために『全部やろう』とするあまり、
1番大切な生徒と向き合う時間や
授業を準備する時間が
取れなくなってしまうのです。
本当に必要な事だけに絞りましょう
そうすることでパフォーマンスは上がり、
成果も出てくる。
そして時間の余裕も生まれるというものです。
エッセンシャル思考とは?
3ステップで出来る!
大きく3ステップに分かれます。
大きく3ステップに分かれます。
- 必要かどうか見極める
- 必要じゃないものを捨てる
(もしくは簡略化)
- 仕組化することで、
必要なことを
『より早く』『より効率的に』
※見やすくするために各ステップは紹介のみです!
具体的な『取り組み・実践例』はそれぞれ
別のページで解説しています!!!
※本記事の最後に張り付けてあるURLから確認ください!
【エッセンシャル思考】ステップ1➡見極め
見極めの為に必要なのは以下の5つです。
- 考える時間を作る
- 長期的にみて大切なものを考える
- 遊びを大切に
- しっかり寝る
- YESの基準を作る(=トレードオフ)
①の考える時間+②長期的に大切なもの考える
皆さんは自分のキャリアについて、
自分だけで考える時間を作ったことはありますか?
自分が『今年度どんな力を身に付け』
『数年、10年後はどうなっているか?』
これらを考える時間を作りましょう
海外に比べ、日本は『内省』=自分と向き合い
自分の将来について考える時間が少ないといわれています。
終身雇用制度も崩壊し、既存の会社の9割近くが
無くなるといわれています。
だからこそ『自分と向き合う時間』を作りましょう。
③遊びを大切に
遊びのない人生はつまらないです。
特に遊びは今までなかった新しい視点を
私たちに与えてくれることがあります。
新しい映画、趣味、人や文化に触れる事が
様々な角度から考えるきっかけになります。
しっかり寝る。
皆さんは日常的に7時間以上寝ていますか?
人間の脳は最低7時間の睡眠を必要とします。
睡眠はアイデアやパフォーマンスにも必須です。
YESの基準を作る(=トレードオフ)
トレードオフとは
「何かを得るには何かを失わなければならない」
という意味です。
例えば、
多く教師の抱く理想が、事務作業も全て丁寧に仕上げ、
生徒に十二分に寄り添い、部活も毎日監督し、
教材研究も怠らず、
授業準備や授業の方向性も常に考え、見直し、
自分の家庭の時間もしっかり取る。
現代の多くの教員が上記のことをすべて行おうとし、時間が足りないと嘆きますが
文字にしたら明らかなのですが、、、
これら全てをするというのは無理です
自分を例に出すと、
僕が教員になったのは、良い英語の授業をしたかったからです。
では、
- 事務を丁寧に仕上げるのは必要でしょうか?
- 部活動で毎日数時間の監督は必要なのでしょうか?
- 生徒の成績を上げるのは大事。では、生徒対応にかける時間がすべて直結しているのか?
こういった考え方をします。
社会人でも同じように見直せる点があります。
毎日のメールチェック、返信、データ処理、もろもろ
僕は、日々の業務にある『自分の目標と異なる仕事』を見直し始めました。
日々の【当たり前仕事を疑う】ところから始まるのです。
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ここからつなぎも考えて
たとえば、先ほど例に挙げた部活動の監督。
確かに部活動に顔を出せた方が良いですし、欲を言えば指導もできた方が良いですよね。
ですが、エッセンシャル思考に基づいて考えるなら
【あった方が良い=無くても良い】なんです。
教員の1番の使命とは教科指導、生徒指導です。それに基づいて判断しましょう。
具体的に言うと、
皆さんの日々の業務を1度リストアップして4つの観点
- やるべきだしやりたい
- やるべきだけどやりたくない
- やるべきではないけどやりたい
- どちらもなし
に分けてみましょう。
1は質も求めつつ、じっくり取り組む。
2は速度を意識して短縮化、簡略化、省略を図る(目次③、④で詳しく説明)
3は教員生活の満足度向上の為、仕組みを作り、時間制限を決めてやる
4触れない(思いつかないかもしれませんが、学校現場には古い慣習として蔓延っているのです)
私の場合、部活動は自身の運動・生徒との交流もかねて、
決まった曜日だけ決まった時間内参加しています。
それ以外は生徒自身にメニューや仕組みを考えさせるようにしています。
選んだ少数を常に編集する
2の厳しい基準を乗り超えて見つけたやるべき事もただ取り組むだけではダメです。
常に1で得た【これは本当に必要で正しいか?このやり方は最適解か?】と疑い続けましょう。
具体的な手順はこちら、
- 余分な部分の削除
(教師の仕事時間短縮の為、テストの採点や成績入力を生徒自身にさせる) - 凝縮
(ワークシートの作成をせず、副読本を修正テープでアレンジ。授業準備を簡素化できないか模索。
小テスト作成も付属のテスト問題を利用するなど) - 修正
(削除や凝縮した結果、目標から逸れていないか確認。作業を省略・簡略化した結果、
目標から授業の軸がぶれてしまっていないか?) - 抑制
(目標にだけ目を向けすぎて色々な事に手を出しすぎないようにする。
例えば、共通テストで160点を取らせたい!
➡単語力が必要、文法も必要、精読力や速読力も必要、多読する体力も必要、
あれもこれもこの教材もやらなくては! とならないように大切なものを厳選する!!) - 1の余分な部分の削除→2→3→4の繰り返しです。
例えば、
教師の最優先仕事である「教科指導」。よくあるのが生徒の小テスト採点や点数入力、
また、プリント作成にかけている時間を常に見直し続けるのです。
例えば小テストをした際、私は必ず生徒に採点・ペアで得点記入させています。
これを仕事放棄と考える人もいますがそれだけで30分は捻出できるのです。
その30分をテスト結果の分析、間違いの多い問題を教えるための工夫にかける方が
明らかに生徒にとって有益なはずです。ペアで記入することで不正も防ぐことができます。
小テスト用の問題も基本的に副読本のテスト問題で賄います(アレンジはもちろんしますが)
最近ではアプリ、電子学習教材なども増えてそれらには
自動採点、分析、その後生徒に合わせたミスが多い分野の類題まで出すものもあります。
そのような中で採点や成績記入は教員の最優先仕事ではないはずです。
我々人間ができる仕事とは、生徒の個性と世界を結びつける事、
人間ならではのコミュニケーションではないでしょうか?
私たちはそこを模索すること、創造することに時間をかけるべきなのです。
仕事を削除、凝縮する(目標明確化→ボトルネック特定→邪魔を排除)
ボトルネックとは問題の根本的原因という意味です。
学校現場では、なぜやらなければならないのか?と
思いつつも義務的にやらなければならない作業が多くあります。
例えば私の場合、PTA役員名簿の手書き記入。
一度データに起こすのにもかかわらず毎回手書きで記入していました。
ですが、教務としてもデータでもらえた方が入力は間違いなく楽なはずなのです。
そういった慣習にこだわりすぎて、
本質を見ずにただ事務的に行っている作業が多くあるはずです。
まずはそれらの中から毎日自分が行っていること、
時間をかけていることをリストアップしましょう。
続いてなぜやらなければならないのか?その作業で求められている事を考えましょう。
すると、その作業を省けない、短縮化できない理由(ボトルネック)が見えてくるはずです。
それが分かればあとは、その作業を目的を達成しつつ簡略化するには
どうすればいいのかを考えるだけです。(=ボトルネックを排除する!)
私の場合だと、例に挙げたPTAの名簿入力は基本教務だけで処理するので、
電子化しても何の問題もありませんでした。
ですが、みんな『やらなければならない』と受動的に考え疑うことをしなかったのです。
電子化により、作業時間を3時間も短縮することが出来ました。
一つの分掌の仕事を3時間短縮できるなら、その考えを全ての分掌、事務仕事に応用すれば
もっと短縮できるはずなのです。
まずは疑うところから。
続いて、削除もしくは凝縮(目標明確化→ボトルネック特定→邪魔を排除)
ぜひ試してみてください。
週に1度5分でも良いので自分の行動を振り返る時間を作る
最後が、『自身の生活を効率化すること』についてです。
特に1年目は忙しく、自分で何をしているかわからない状態になりながらも
仕事をこなす日々を送ることがあります。
そこで最もやらなければならないのが、自分の行動を振り返る時間です。
今日の行動の中で【もっと簡略化できる、省略できるところはないか?】
1日の終わりに、客観視するのです。
そうすることで仕事だけではなく、自分の人生、行動すらももっと効率的にできるのです。
こちらについては
次回以降の記事で紹介する別の本により効果的な日記記入方法
が書かれていたので、そちらでまとめて紹介いたします。
ちなみに僕はその本を読んだ4月から毎日日記をつけております、それがこちら
見せる用ではないので、すごくごちゃごちゃしていますが(笑)
毎日の日記の効果というは恐ろしく、これで仕事のスピードも勉強の質もめちゃくちゃ上がりましたこれで本当に人生が変わります!!!!!!
自分が教員1年目にやった方が良いことを聞かれたらまず間違いなく、
『自分の人生を効率化するために日記をつけろ』と答えます。
ほんとに日記って奥が深くて日記だけで記事1本余裕で書けちゃいます!
それくらい意味のある日記って大事だし奥が深いのです!
1冊目の紹介は以上です。
ここまで読んでくださった皆さんに1つ言いたいのは、
この本は1度、自分で読んでください。
この記事はあくまで本の概要と魅力を伝えるものなので、
本に書かれている内容の上澄みしかかけていません!!!
しかもこの本、7年以上前に書かれて未だにベストセラーに名を連ねるほどの良作なのです。
それをこの記事のみで理解して実践するのは正直厳しいです。
加えて、
1番大切なのは【私たち教師は時間の使い方さえも生徒に教えられなければならない】
ということです。
先ほども書きましたが、上手く教科を教えられるだけの先生はもう求められていません。
そんな中で生徒に「ネットを見てこんな風に勉強する、計画する、1日を過ごすんや」
と伝えたところで薄っぺらいのです、
私が紹介する本を読んで、それ以外の本に興味を抱いて、
沢山読むきっかけになって頂ければと思います。
すると自身の体験として時間の使い方を生徒に伝えられる「機械に負けない教師」になるのです。
では、本記事はここまで!!
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました!
一緒に高めあっていく仲間も欲しいので、質問、ツイッターでコメント頂けたら嬉しいです!!