今回は【仮定法過去 過去完了 混合文】!
- どうやって仮定法の混合文だと
見分けるの? - 仮定法過去/過去完了との違い
って何?
そんな皆さんの悩みを解消しつつ、
仮定法混合文をイラスト付きで
詳しく!宇宙1わかりやすく解説!
↓ちょっとだけ、イラストを先にお見せします!
しかも後半には英検やTOEIC、
大学入試の過去問類題を載せるので
実践的な力試しができます!!
- 仮定法混合文をイラストで理解
- 絵で覚えるから忘れにくい
- 大学入試、英検、TOEICが解ける
ちなみに前の記事では
これらを紹介しています!
⇩こちらもご確認ください⇩
それでは仮定法混合文を
速攻で理解していきましょう!
仮定法 混合文の最重要ポイント
仮定法混合文を実際に解説する前に、
仮定法の最重要ポイントを話します。
それが以下の3つになります。
- 仮定法は「現実とは違う」こと
要するに【妄想】
- 仮定法の目印は
『助動詞の過去形』
- 1つ前の時制を使って表す
現在の妄想→過去形
過去の妄想→過去完了
仮定法の重要ポイント①
仮定法とは「現実とは違う」【妄想】
例を挙げると、
【もし君の電話番号を知ってたら、
君に電話したのに】
【If I had known your number,
I would have called you.】
こちらを解説すると、
電話番号を知らなかったけど、
もし知ってたら、君に電話したのに
あくまで(知っていた)という
【妄想】で話を進めています。
現実とは違う、【妄想の話】!
それが仮定法なのです!!!
仮定法のポイント②
仮定法の目印は『助動詞の過去形』
多くの人が仮定法と言われると
Ifをイメージするのですが、
仮定法では頻繁に
【Ifは省略されてしまう】のです。
例えば、こちらをご覧ください!!
実はこちら、【仮定法】です!!!
【もし賢い人なら、そんなこと
言わなかっただろうになぁ】と訳します。
仮定法はIfが含まれないことの方が多く
試験にはIf無し仮定法の方が出ます!!
この記事の後半で説明しますが、
仮定法を見極める目印は
【助動詞の過去形】!!
これを即答できるようになりましょう!
仮定法のポイント③
1つ前の時制を使って表す
仮定法では
【妄想の話である=現実ではない】
ことを、はっきり伝えるために、
【実際より1つ前の時制を用いる】
具体的に言うと
- 現在の話➡過去形
- 過去の話➡過去完了
このように1つ目の時制を用います。
1つ例を出します。
【もし君の電話番号を知ってたら、
君に電話したのに】
こちら、【過去の妄想】ですよね、
これを仮定法に直すときは、
【過去の1つ前の時制
=過去完了を用いて】
英文を作ります。
すると、
【If I had known your phone number,
I would have called you.】
となります。
長くなりましたが、
仮定法で大事なポイントは2つ!
- 仮定法の目印は『助動詞の過去形』
- 1つ前の時制を使って表す
こちらを頭に入れましょう!
仮定法 混合文の公式
仮定法 混合文を作るには
- If S had p.p, S would(should, could, might)V原+現在の目印.
(昔)SがVだったら、(今)Sは~するのに
こちらで作ることができ、
- Sは主語
- p.pは過去分詞
- 現在の目印はnow等
を表します。
と言っても、文字ではわかりにくいので
イラストで紹介します。
こちらです!
ポイントは3つ!
- 仮定法 混合文は
過去の後悔から今の妄想
(昔~だったら、今~するのに)
を表す - 公式
If S had p.p., S would+V原+現在の目印. - Ifを含む文には、過去完了形
Ifを含まない文には、
助動詞の過去形+V原を用いる。
仮定法過去完了の練習問題
では、仮定法 混合文に
直す練習をしてみましょう。
以下の練習問題に答えてください。
※( )の中から仮定法 混合文として、
正しい語を選べ
- If you ( had come / came ) to Tokyo,
I would be more ambitious now. - If my mother had not accepted the proposal,
I ( am not / couldn’t be ) here now.
⇩答え、解説はこちら⇩
- If you had come to Tokyo, I would be more ambitious now.
もし東京に来ていたら、あなたは今頃もっと野心家なのに仮定法の公式により、
If S had p.p., S would+V原+現在の目印.
・現在の目印nowと文脈から、
過去の後悔、今の妄想について
話していると分かり過去完了が答え
- If my mother had not accepted the proposal, I couldn’t be here now.
もし母がプロポーズを受けてなかったら、私は今ここにいない。仮定法の公式により、
If S had p.p., S would+V原+現在の目印.・現在の目印nowと文脈から、
過去の後悔、今の妄想について
話していると分かり
助動詞カコ+V原が答えとなる。
例文は以上になります!!
この後、TOEIC、英検、大学入試問題
その前に、再度!要点確認します!!
- 仮定法 混合文は
過去の後悔から今の妄想
(昔~だったら、今~するのに)を表す - 公式
If S had p.p., S would+V原+現在の目印. - Ifを含む文には、過去完了形
Ifを含まない文には、
助動詞の過去形+V原を用いる。
復習できましたか?
それでは!演習問題に行きましょう!
仮定法過去完了 英検/TOEIC/大学入試
- If I ( ) more, I could get a good salary now.
<関西学院大改>
①study ②studied
③have studied ④had studied - If Tom hadn’t taken her advice, they ( ) a divorce now.
<京都産業大改>
①might get ②got
③might have gotten ④get - If I ( ) a bike last year, I’d still be using my old bycycle.
<センター試験改>
①had bought ②bought
③hadn’t bought ④have bought - Human beings would be very different if they ( ) discovered how to use language.
<秋田県立大改>
①had not ②were not
③have not ④did not
仮定法過去
英検/TOEIC/大学入試 解答・解説
- If I had studied more, I could get a good salary now.
もっと勉強してたら、今頃もっといい給料もらえるのに
<関西学院大改>
正解4,had studied仮定法の公式により、
If S had p.p., S would+V原+現在の目印.
現在の目印nowと文脈で、過去の後悔
今の妄想について話していると分かり
過去完了が答え。
- If Tom hadn’t taken her advice, they might get a divorce now.
トムが彼女の助言を受けてなかったら、今頃離婚だろう
<京都産業大改>
正解1, might get
仮定法の公式により、
If S had p.p., S would+V原+現在の目印.現在の目印nowと文脈で、過去の後悔
今の妄想について話していると分かり
助動詞カコ+V原が答え
- If I hadn’t bought a bike last year, I’d still be using my old bycycle.
去年バイクを買ってなかったら、まだ古い自転車を使ってるだろう。
<センター試験改>
正解3, hadn’t bought
仮定法の公式により、
If S had p.p., S would+V原+現在の目印.過去の目印last yearから、
If節は過去の話と判断。
文脈とstillで今の妄想について話していると分かる。※現在の目印の代わりに過去の目印パターン!
過完が答え。
- Human beings would be very different if they had not discovered how to use language.
人類が言語の使い方を発見していなければ、彼らは大きく変わっているだろう。
<秋田県立大改>
正解1,had not If S had p.p., S would+V原+現在の目印.
⇩主節とIf節が逆、現在の目印無しのパターン。S would+V原 if S had p.p..
※目印が全くなく、
判断しないといけないパターンもある
文脈のみで混合文だと
過完が答え。
仮定法過去完了は以上になります!!
入試・英検・TOEIC頻出の仮定法はこちら!
ちなみに、仮定法 混合文も
仮定法の中では優しい範囲であり、
【大学入試で出題】されることが
あまりありません(泣)
大学入試には【If無し仮定法】が頻出
となっています!
こちらから、
・試験に出る仮定法の全パターン
・If無し仮定法や仮定法未来の大学入試
見れます!ぜひご覧ください!!!
↓こちらをクリック↓