5文型 英語 問題 大学入試問題に挑戦

お疲れ様です。

 

今回はいよいよ5文型の大学入試問題に挑戦します。

 
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大学入試問題をそのまま引用することは著作権に引っかかるので

問題を作り直して出題したいと思います!

 

 

 

 

 

まずは前回の振り返りをサクッと!行きましょう!

⇩前回の記事、まだ読んでいない方はこちらから!⇩
5文型の5つの見分け方 例文を詳しく解説、入試問題も!

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の振り返りは終わりましたか?

では、3レベルに分けてやっていきます!

紙とペンを準備してください!

 

5文型 大学入試問題 <偏差値40台>

  1. I have to leave a message for him.
  2. He will leave for Korea tomorrow.
  3. Tom can’t stand the noise of construction.
  4. Tom had to stand in front of the classroom.
  5. His father runs a financial company.

上記の英文を日本語訳してみましょう!

 

 

 

 

さあ、基本編になります。

前回の記事を参考にしながら

訳し方を考えてみましょう。

 

ヒントは【第1文型は移動・存在】【第3文型は単語力】です。

 

 

 

 

 

5文型 大学入試問題 <偏差値40台>解説

まずはスラッシュ!

  1. I / have to leave / a message / for him.
  2. He / will leave / for Korea tomorrow.
  3. Tom / can’t stand / the noise of construction.
  4. Tom / had to stand / in front of the classroom.
  5. His father / runs / a financial company.

 

 

続いて品詞のチェック

①I / have to leave / a message / for him.

 S  V                      O                   M

 

前置詞の前まで品詞カウント➡第3文型と判明。
leave【出発する、去る】第1文型の【移動】に使う
その為、もう1つの【残す、おいていく】という意味で考え。

    ☝単語力勝負
【私はこれにメッセージを残さねばならなかった】

 

 

②He / will leave / for Korea tomorrow.

 S    V<助動詞もまとめてVとします>  M


前置詞前までカウント➡第1文型と判明

『for=~へ』の行き先を表す。
【彼は明日、韓国へ出発する】

 

 

 

③Tom / couldn’t stand / the noise of construction.

 S       V                     O

 

ofまでカウント➡Tom=the noiseは不適
なので、SVO【単語力勝負】かつ
stand=立つは【存在・移動】を表すので使えない。
【トムは工事の音を我慢できなかった】

※ofは前の単語の構成要素を説明する
➡ここでは【音の中身を説明】している

 

 

 

④Tom / had to stand / in front of the classroom.

 S       V                      M

inまでカウント。第1文型と分かる。
Vの後ろはin。【~へ】ではないので移動はない。
よって【存在】であるとわかる。
【トムは教室の前に<立って>いなければならなかった】

 
わんこ
もちろん、単語が分からないと
丁寧な日本語訳はできない。
けれど、大まかな意味は取れる。

 

 

 

 

⑤His father / runs / a financial company.

 S                V          O

 

runの後ろに前置詞なしで単語続くので
第1文型ではない=【移動を表す『走る』】ではない
Hid father = companyは不適、よってSVCも無い。

【彼の父は金融会社を経営する】

 
 
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もちろん、『こんな面倒な考え方せずに
単語知ってれば、普通解けるわ!』
と思うかも。
だけど、旧帝大やMARCH、早慶上智
『あえて、どちらの意味でもおかしくない、
けれどどちらかは文法的におかしい問題
を作るんです。
だから、こういう考え方もできた方が良い。
覚えろ!はいつでもできるので(笑)
 
 
 

5文型 大学入試問題 <偏差値50台>

さあ!ここから結構難易度上がります!

レベル的には

地方国公立、日東駒専レベル!

 

 

日本語訳せよ

  1. The rain made us put off  the game.
    <摂南大 改>
  2. It is bad to let students have their own way even during summer vacation. 
    <日大改>
  3. To solve this mathematics question grants you large amount of money.
    <完全自作>
  4. To prepare for the trip costs me some money.
    <近畿大改> 

 

ヒントは第4文型は『あげる』第5文型は『させる』

 

 

 

 

5文型 大学入試問題 <偏差値50台> 解説

スラッシュ、品詞まで一気に行きます!

①The rain / made / us / put off / the game.
 S              V          O     C
put offは動詞なのでOにはなりえない。
よって第5文型と判明。
第5文型の訳し方は【SはOをCにする】

【雨は私たちを<その試合を>延期にする】
=【雨は私たちにその試合を延期にさせた

 



ちょっと補足します!
そもそも【OをCにする】とは【Oを<無理やり>Cにする】という
強制、使役、許可の意味が入ってます!
なので、【させる】と訳すこともあります!

難しく考えずに、日本語に合うように訳してみましょう

 

 

②It / is / bad / to let / students / have  / their own way / even during summer vacation. 
 S  V     C        V’       O’               C’            

It~to-構文の場合、
2つの文がくっついたような形
なので後ろの品詞も見ましょう。

 

最初のSVCは【<それ>は悪い】と訳し、
Itがto以下を指す形となります。

後ろはVOCの第5文型なので【OにCさせる】と訳します。
なので、
【たとえ夏休みの間でも、生徒に彼ら自身の道を進ませることは】

まとめると、
【たとえ、夏休みでも生徒に自分勝手にさせることは良くない】

 

 

 

 

 

③To solve this mathematics question / grants / you / large amount of money.
 S                                                         v            O1       O2
solveはtoにより『解く事』という名詞化がされているので、
後ろのmathematics questionまでS
と考える、次がV、そしてO、


large amount of money はO=CにはならないのでO2となる。
第4文型は基本『SがO1にO2を与える』と訳すので
grantの意味が分からずとも、

【この数学の問題を解くことはあなたに大量のお金を与える】と訳せる

 

 

 

④To prepare for the trip / costs / me / some money.
 S          V  O1  O2
文型の考え方は③と同じ。

me=some moneyはおかしいのでsome moneyはO2。
第4文型は通常【SがO1にO2を与える】と訳すが、

 

例外がある。
それが、<take,care,cost,save,spare,owe,deny>である。

 

これらは基本
【SはO1からO2を奪う<使わせる>】と訳す。

その為、本文は【その旅行の準備は私に幾分かのお金を使わせた】と訳す。

 

 

 

その中でも【spare】

こいつは『与える』『奪う』どちらの訳もあり得ます。

【与】Tom spared me few minutes

トムは私に少し時間をくれた【与えた】。

【奪】Tom tried to spare me the trouble.

トムは私に苦労を掛けない【奪う】ように努めた。

 

 

見分け方としては

spare 人 【悪い単語=trouble,pain,difficulty】

の場合は『奪う』の訳になります。

 

 

 
掴んできた猫
第4文型の例外は確実に覚えておこう!
すると、難しい動詞が来ても、
【あげる】で理解できるよ!
 

 
 

5文型 大学入試問題 <偏差値60~70>

いよいよ上級問題です。大学名を見てもらえれば分かると思いますが

かなりの難問です。

ここを乗り切れば5文型は理解したも同然!

頑張りましょう!

 

 

 

( )の中身として適切なものを選べ。

  1. “These homework have to be finished by tomorrow?”
    <これらの宿題は明日までに終わらせなければいけないですか?>
    ”Yeah, we’ve got (           ) today. ”
    ①to get done them 
    ②to get them done 
    ③to do away with them 
    ④to do them being got

    (青山学院大 改)

  2. He had the rescue (   )his daughter to nearest hospital.
    ①take ②taken ③to take ④took
    (関西学院大 改)

  3. His classmate said he had seen their coach (   )at him.
    ①came and gazed 
    ②come and gaze 
    ③were coming and gazing 
    ④had come and gazing

    (上智 改)

 
何かつかんだ猫
最後はラスボス!上智大だ!
その偏差値65~70!!!
君は解けるかな!!??
 
わんこ先生
ちなみに、③は授業中寝ていた
生徒が起きたら部活の顧問が,,,
という場面だよ!
こう見えてもわんこずっと野球部
だったから書いてて恐ろしくなったよ

 

5文型 大学入試問題 偏差値60~70台 解説

①”These homework have to be finished by tomorrow?”
<これらの宿題は明日までに終わらせていなければいけないのですか?>
”Yeah, we’ve got (           ) today. ”
①to get done them 
②to get them done 
③to do away with them 
④to do them being got

必要な知識が『have got to V = Vしないといけなくなった』です。
いわゆるmustやhave toと同じ助動詞扱いなので、
選択肢を品詞を当てはめてみて、品詞を考えると


we have got to do / getまででSとVになります。
その為、次に来る語はOでなくてはいけません。
すると、②か④となり、
SVOの後ろのCの形が<過去分詞かing>になっています。

ここで第5文型【SVOC】のポイント!

第5文型【SVOC】のCにもともと動詞の単語が入る場合、
Cの形は『OがC』をする側か?される側か?で考えます。


こちらはthemがdoをする側か、される側かで考えます。
themは宿題を指し、宿題は終わらされる側=受け身なので

答えはdoneの
【ええ、私たちはそれらを今日終わらせないといけないわ】

 

 

 

②He had the rescue (   )his daughter to nearest hospital.

①take ②taken ③to take ④took
文型を調べましょう
He / had / the rescue /①~④
S V        O 
               O?C?
となります。

 

後ろがtakeという事もあり、【SはOにtakeをあげる】
と訳すと明らかにおかしいので、品詞はCで確定です。

そして先ほど述べたようにCをする側か、される側か考えます。
rescue=救助員は娘をtakeする側になります。
その為、①のtakeが答えとなります。
【彼は娘を救助員に最寄りの病院へ連れて行ってもらった】

する側をもっと詳しく!

※ここで出そうな質問が、
『救助員は親に娘を運ばされた』だから受け身じゃないの?
という質問です。

簡潔に言うと、
【後ろのCが過去分詞の場合、Oは物であることが多い】です。


例えばHe had his hair cut.
his hairは明らかに行動主(髪が切る)ではないですよね。


対して、(救助員が娘を運ぶ)といえるので、
行動主である=する側=takeと考えるのです。

たしかに、ニュアンスによってはtakenもありだと思います。
車の強盗に会って、無理くり運転させられたとかなら(笑)
ただし、この文では救助員はあくまで『自分で考えて動いて』連れて行ったのです。


 

 

 

 

③His classmate said he had seen their coach (   )at him.
①came and gazed 
②come and gaze 
③were coming and gazing 
④had come and gazing

(上智 改)

 

ぶっちゃけこの問題、gazeはどうでもいいです。
まずは文型考えましょう。

His classmate / said / he / had seen / their coach
 S                      V        S’     V’                O’


文の中盤にhe=主格があるので、
主語が2個ある=文が2個あると考えます。


するとS’V’O’後ろにO?C?となってきます。
問題②と同様でOにcomeあげるは無い。
よって第4文型ではない。


その為、( )内は
Cの形で来ると考えられます。
となると、Vの形の①、③、④は全部だめ。
結果、②が答えになるのです。

【彼のクラスメートはコーチが来て、彼を睨んでたと言った。】

 

 

 

 

 

 

 

以上!5文型の大学入試問題でした!
どうでした!?

意外と英文法って【論理で解ける】んです。
確かに、have 人 V原とか

覚えた方が速いときもあります

 

 

 

 

 

しかし、そういう覚え方は
・【忘れる】のと、
・偏差値60以降の大学には通用しない

 

暗記もして、論理的な解き方もできる。

その上で使い分けるのが最強だと思いますし、

私自身、そして教え子もそれで

旧帝大、早慶上智解けたので、間違いありません。

 

 

余談になりますが、

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なんとなーく、

文法問題を解くよりも

『これ〇〇大学や!よぉし!』という方が

絶対に楽しいですし、楽しむ勉強は数倍定着します。

 

僕の学校でも2年生から基本全員買って各自で取り組んでいます。

 

うちの生徒、教科書はやらないのに、こういうのはやるのよね(笑)

 

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しかも、アマゾンなら中古で安く買えます(小声)

 

 

 

いかがでしたか?

今回は英語文法 5文型分野の問題を

詳しく!解説しました!

 

 

 

実際、僕はこのように論理的に文法を理解して

  • 1年で英検準1級、1級に合格。
  • 教え子を九州、北海道をはじめとする難関大へ
  • 講座では100名以上の参加者

 

 

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