お疲れ様です。
今回はいよいよ時制①の英検、TOEIC、高校・大学入試問題に挑戦します。
大学入試問題をそのまま引用することは著作権に引っかかるので
問題を作り直して出題したいと思います！
前回記事で最後の復習をしましょう！
⇩前回の記事、まだ読んでいない方はこちらから！⇩
では！英検、TOEIC、高校・大学入試問題へ行きましょう！
偏差値５０まで、英検３~準２、TOEIC超基礎レベル
時制 英語問題
①<京都産業大学 改>
When I came home, Tom（ ）the room.
1, was cleaning 2, has cleaned 3, were cleaned 4, cleaned
②<英検準２級改>
A:I（ ）dinner party on Tuesday, Brian,
Do you have any suggestion about food?
B: How about Sushi? It’s very delicious.
1, have 2, am having 3, had 4, have had
③<TOEIC 改>＜中央大 改＞
I will make a call when I（ ）at the station.
1, will arrive 2, am arriving 3, arrived 4, arrive
時制 英語問題解説
①<京都産業大学 改>
When I came home, Tom（ ）the room.
1, was cleaning 2, has cleaned 3, were cleaned 4, cleaned
日本語訳すると
家に帰った時、トムは部屋＿＿＿となります。
まず、慣れるまでは時間軸の線を書きましょう
②<英検準２級改>
A:I（ ）dinner party on Tuesday, Brian,
Do you have any suggestion about food?
B: How about Sushi? It’s very delicious.
1, have 2, am having 3, had 4, have had
日本語訳は
A:ブライアン、火曜日に夜食パーティーが（ ）。
何かいい食べ物のアイデアはない？
B:寿司はどう？とてもおいしいよ、
以上の内容からわかるように『未来の話』をしています。
それを踏まえると１か２に選択肢が絞れます。
そして、現在形は『過去・現在・未来形』であり
時刻表など『確定事実の未来』にしか未来形として使えません。
『時刻表の予定は、過去現在未来に共通する』
先の予定を表しているからだよ！
すると、答えは１の『am having』になります。
進行形は下記の図のように『未来に行う行動の準備をしている』
という意味で用いることが出来ます。
③<TOEIC 改>＜中央大 改＞
I will make a call when I（ ）at the station.
1, will arrive 2, am arriving 3, arrived 4, arrive
続いてはTOEICや英検、そして大学入試の時制分野、頻出問題です。
まず、日本語訳をすると
私が駅に（ ）時、私は電話をかける。
willとあるので時制は未来の話になります。
なので基本的にはwillを入れたいのですが
『If や whenを含む副詞節の中ではwillは使用不可』
その為、答えはwillの後ろにつくはずだった原型の
４arriveになります。
偏差値60、英検準２~２級、TOEIC必須レベル
時制 英語問題
①<TOEIC 改>
I don’t know when she（ ）.
1, will arrive 2, am arriving 3, arrived 4, arrive
②<英検２級 改>
Breakfast（ ）to be most important meal of the day.
It gives us enough energy we need the day.
1, is said 2, has said 3, were said 4, said
③＜近畿大改＞
Sazae and Namihei usually（ ）their cleaning on weekends
1, did 2, were done 3, are doing 4, do
④＜東洋大改＞
We will play soccer tomorrow if the weather（ ）good.
1, will be 2, is 3, were 4, be
時制 英語問題解説
①<TOEIC 改>
I don’t know when she（ ）.
1, will arrive 2, am arriving 3, arrived 4, arrive
これ、さっき解いた！『willが使えない』んだよんね？
と思った方、惜しい！！
『whenやifの文ではwill使えない』と丸暗記
まさにそういった人に向けたひっかけ問題なのです！
ここでのwhen以降の文は、副詞節ではなく
『名詞節』として存在しています。
分かりやすいように文型で表すと、
I don’t know when she（ ）.
S V O
このような文型になっており、
日本語訳すると『私は彼女がいつ（ ）知らない』
when以下を１つの名詞として考えているのです。
その為、純粋な未来の話と考えwillを用いるのです。
よって答えは１番になります。
ちなみに、そもそも
なぜ副詞節ではwillが使えないのか？
詳しく説明します！
コチラは次章以降の『仮定法』『助動詞』
の先取りになります。
⇩
なぜ副詞節にwillは使えない？
よくわからなかったら飛ばしてください！
まず、大前提としてwillには
『必ず100%～する』
『～する（というかなり強い）意思がある』
という２つのニュアンスが含まれます。
It will rain. I will be back. I will do my homework.
will=『～だろう、～するつもり』
と覚えたと思うのですが、本来willはかなり強い確信なのです。
～するつもりです。ではなく、する！１００％！
そんなネイティブのニュアンスが含まれているのです。
It will be sunny. ＝明日は（ほぼ100％）晴れる
I will be back, =私は『確実に』戻ってくる
上記のような思いをネイティブは込めているのです。
対し、Ifは『あり得る時にも』『あり得ないときにも』
どちらにも用いることが出来ます。
それを踏まえた上で考えると
If it will be sunny, I will go to the see.では
晴れるかどうかわかんないけど（ifの意味）、100%晴れたら（willの意味）海に行く。
どっちやねん！となりますよね。
だから仮定のifとwillは共存しないのです。
続いて、when（＝～している。という状況下で）
という、起こる可能性があるとか考えるも何も『起きている前提』で話をします。
そんな時に『when I will arrive at the station,』
すでにあるwhenがその状況下で話をしているので
will=~する意思がある
というような『意志を介在する余地が無い』のです。
②<英検２級 改>
Breakfast（ ）to be most important meal of the day.
It gives us enough energy we need the day.
1, is said 2, has said 3, were said 4, said
まず日本語訳してみましょう。
朝食はその日の最も重要な食事だと（ ）。
私たちに、その日必要なエネルギーをくれる。
これは未来や過去の話ではなく
過去も今も、そして未来も続くであろう一般常識ですよね？
そんな時に用いるのが『過去現在未来形』＝現在形です。
よって答えは１番。
③＜近畿大改＞
Sazae and Namihei usually（ ）their cleaning on weekends.
1, did 2, were done 3, are doing 4, do
こちらも日本語訳すると
サザエと波平は週末にはたいてい掃除を（ ）。
コチラもusuallyとweekendsから
過去も現在も未来も行ってきたことと判断できます。
よって答えは４番
④＜東洋大改＞
We will play soccer tomorrow if the weather（ ）good.
1, will be 2, is 3, were 4, be
まずは日本語訳！
もし天気が（ ）、私たちは明日サッカーをします。
このifが副詞節を結ぶ接続詞の役割をしているので
wiiは使えず、動詞は現在形を用いなければなりません。
よって答えは２番。
さっきの説明を聞いたけど、
情報量が多すぎて『will使うのかどうか分からない人』
その方のために、一撃で！
- willを使う名詞節なのか？
- willを使えない副詞節なのか？
判断する必殺技をお教えします！
willを使う名詞節を一撃で見分けるには、
直前の動詞に注目しましょう。
if,whenの直前の動詞が他動詞→willが使える！
直前の動詞が自動詞 →willは使えない！
他動詞、自動詞の区別は『連続で開始、中断が出来るかどうか？』
例えば、I don’t know when he will come back.
この場合、直前の動詞は『know』
知っているという動作は、
知ったり、知らなくなったりという
『中断、開始の反復』は出来ない。
よって動詞は他動詞→willを使えるとなります。
いかがでしたか？
今回は英語文法 時制分野の問題を
詳しく！解説しました！
実際、僕はこのように論理的に文法を理解して
- １年で英検準１級、１級に合格。
- 教え子を九州、北海道をはじめとする難関大へ
- 講座では100名以上の参加者
ぜひ！あなたの力に慣れたらうれしいです！
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