お疲れ様です!
今回はリスニングで使える裏技!!!
リスニングを聞くコツについてお話いたします。
この記事は下記のような方におススメ!!!
- リスニングの試験当日に使えるコツが知りたい
- オーバーラッピングシャドーイングをしたら
身に付けられるリスニングの必殺技が知りたい
- オーバーラッピング、シャドーイングで意識するべき発音とは何か知りたい
そして、今回の記事は前回までの
2オーバーラッピング・シャドーイングとは? 【できない 難しい】人へ
を前提に書かれていますので、『まだ読んでないよー!』という方は
そちらから読んでくださると理解度が段違いです!
※前回の記事で説明した専門的な用語も
出てきますのでどうぞそちらから
よろしくお願いします。
ありがとうございます!!!!!!!
では、今日の記事
英検 共通テスト リスニングのコツ! 【リスニング超技】
行ってみましょう!!!
高校以上のリスニングは5大発音要素が分かるかどうかで決まる!!
この記事を読んでいる皆さん『リスニング』に関して
苦手意識や関心があると思います。
では、そんな皆さんに質問です。
『プロソディ』とは何のことかご存じですか?
おそらく、分からないという方が多いと思います。
プロソディとはリスニングの発音要素の
①リズム
②イントネーション
③強形と弱形
をまとめた名称です。
アメリカの大学の研究では、
最も大切な要素は
『プロソディ』である。
と言われるほど重要視されているものなのです。
、、
おかしいと思いませんか?
日本より第二言語習得の研究が進んでいるアメリカで
『最重要視』されてるのに、
大学受験共通テストでのリスニングの配点比率が倍増、
大学入試の推薦入試も英検が用いられるようになった。
(例えば立教大学なら英検2級以上が出願資格になっています。)
そんな大学入試を受ける、受けてきた皆さんが
第2言語習得において最も重要と言われる要素を知らないのです。
というのも近年まで日本では、
リスニングは重要視されていませんでした。
大学入試センター試験ではReading200点に対し、
Listening50点
英検でのリスニング試験は長文を聞き、
内容に合った選択肢を選ぶという
日常生活で英語を聞くとは、かけ離れたリスニングだったのです。
その証拠に、
・洋画の英語が聴けない
・CNNなどのニュースが聴けない
というのをよく耳にします。
ようするに、
今までの日本のリスニング学習は
『日常生活に使えない、入試用なんちゃってリスニング』
だったのです。
なので、6年勉強しても話せない日本人が多いのです。
ですが、現在では
4技能を重要視する英語学習が提唱され、
国内企業は、経済成長率右肩上がりの海外へ進出、
オンラインを用いた取引がさらに増えていきます。
今までの
読めればいいだろう
➡読んで、聞いて、話せる人材を求めているのです。
そんな国の目標にとって壁となるのがリスニング。
だからこそ、リスニングが重要視されているんです。
僕も最初はなんとなく行っていた
オーバーラッピング・シャドーイングを
【プロソディ】を意識しながら聞く事により
CNNを聞ける、
洋画も聞けるようになりました!
同じ勉強をしてもプロソディを
【意識するかしないかで大きな違いが生まれる】
【勉強したのに聞こえるようにならない!】
となってしまうのです!
では、いよいよ
そのリスニングに最も重要な以下について話していきます。
- プロソディとは何か?詳しく説明
- 試験本番に使えるリスニングのコツ
①プロソディとは
以下の5つの要素に分かれます。
1つずつ丁寧に説明していきます。
- 2 リスニング コツ 【①イントネーション】
- 3 リスニング コツ 【②リズム】
- 4 リスニング コツ 【③弱形と強形➡リスニング超技】
- 5 リスニング コツ 【④リエゾン<別名リンキング>】
- 6 リスニング コツ 【⑤アクセント】
リスニング コツ 【①イントネーション】
iイントネーションとは、
文末の音の上がり・下がりのことを指します。
さらに、その音の上がり下がりには3パターンあります。
それがこちら。
- 文の形態<肯定・疑問・否定・YN質問>によって変わる
- 『話者の感情・意図』によって変わる
- <副詞節>2文ある場合は、1文目の語尾上がる
上記のイントネーションの種類を覚えると
『イントネーションの変わる2~3語だけで内容分かります』
⇩の例文をご覧ください
①文の形態<肯定・疑問・否定・YN質問>によって変わる場合
『話者の感情・意図』によって変わる場合
2文ある場合は、1文目の語尾上がる
ここさえ聞けば、文の意味取れる
というポイントが分かるのです。
ちなみに、私の場合だと、
リスニングは
【練習時は全て丁寧に】、
本番では【聞こえるものだけで意味を取る】
という戦略を取っています。
本番はいつもと違った
緊張、疲れ、プレッシャーがあります。
その中で練習と同じように
【英文全てをしっかり理解する】
ことは不可能に近いです。
そこで大切なのが、
【音の上がり下がりを意識しながら】
ここは重要だ!丁寧に聞こう!
ここはなんとなくでいいや!
と分けて聞く事なのです。
もちろん、いきなりそれは出来ないので
それを練習から意識するようにする
ことが大切なのです。
リスニング コツ 【②リズム】
リズムとは、話者が発話で
【スピード】や【強弱】を付けると生まれるもの。
話者が
重要だと思うところは『強く・ゆっくり=遅く』、
対して
重要でないと『弱く・速く』で発音されます。
リスニングの試験が苦手な人は
わざわざ『聞きにくい+重要じゃない』
にこだわって後ろを聞き逃す
傾向があります!
特に、『弱・速』の部分で
5大発音④のリエゾン
が起こり聞き取りにくくなります。
リズムの具体例
簡単に言うと、
『聞き取りやすい所は重要』
『聞き取りにくい所は重要じゃない』のです。
極論、リスニングの試験なんて
①単語を覚え、音を知る
②オーバーラッピングシャドーイングで、ある程度聴く練習をする
③聞くべきポイントのみ集中
で理解できるようになっているんです!
実際に僕は英検1級まで、このやり方で取得できました!
全て聞けないまま合格することが
良いか悪いかは別にして
【合格が目的なら】
聞くべきポイントと
無視するポイントを明確にしましょう!
⇦をクリックorタップ
では、その聞くべきポイントとは何なのか?
それがこちらになります。
⇩⇩⇩⇩⇩
リスニング コツ 【③弱形と強形➡リスニング超技】
最も重要です!!!
とある通信予備校では
この強形弱形の意味を教えるだけで
お金をもらってたほど!!!
先ほどの
内容語は『強・遅』
機能語は『弱・速』で読まれやすい。
ここがポイントになります。
先ほど述べたように
内容語だけ聞けば英語は理解できるが、
実際にやると、意外とそれは難しい。
その理由は2つ。
- 強形と弱形で全く発音が変わる単語があるから。
- 弱形が後ろの内容語とリエゾン<④>して聞こえなくなる
でも、
逆に言えば、
強形弱形の変化・リエゾンに気を取られず
内容語のみ聞けば
英検1級だろうがCNNだろうが理解出来ます。
これがリスニング超必殺技!!!
こちらを身に付け、僕自身が英検1級に合格し
生徒を旧帝大や難関私大
英検1級に合格させることが出来ました。
逆に言えば
僕自身の体験談なのですが
英検準1級以上のリスニングやCNN、
洋画を聞けるようになりたいのであれば
このことを意識しなければ
【間違いなく伸び悩みます】
なぜなら、それらの試験は
【限りなくナチュラル=使われる英語】が用いられており、
日常の英会話は
強形と弱形、リエゾンで溢れているからです!
リスニング超必殺技を会得するために
=内容語の身を聞けるようになるために、⇩
①強形弱形で音が変わる事を知る+代表例を覚える。
②リエゾンの法則を知って『オーバーラッピング・シャドーイング』で意識する!
これら2つを身に付けましょう!
では、まず強形と弱形の代表例から!
強形/弱形で全く発音が変わる単語の代表例
まずは、最低この5つを覚える!
➡オーバーラッピングシャドーイングで意識して聞く!
すると無意識で理解できるようになる!
続いて、リエゾン!⇩
リスニング コツ 【④リエゾン<別名リンキング>】
リエゾンは主に3種類に分かれます。
それが以下の3つです
- 結合<単語が繋がって発音される>
- 消失<単語の音が読まれなくなる>
- 融合<単語が繋がって別の音になる>
1つずつ解説していきますね。
結合<単語が繋がって発音される>
消失<単語の音が読まれなくなる>
融合<単語が繋がって別の音になる>
英検準1級以上はこれらのリエゾンが
ほぼ全ての問題に現れる。
これらに対応するには
『オーバーラッピングで慣れ』
⇩
『シャドーイングで無意識で理解』
出来るようになれば問題はない。
だからこそ前記事で紹介した
『丁寧なオーバーラッピング・シャドーイング』
が必須となるのです。
リスニング コツ 【⑤アクセント】
ここでは、リスニングというよりもスピーキング、
英会話で大切なポイントについて話していきます。
先ほどから述べてるように、
英語では意味のある単語を
強く・ゆっくり話します。
だからといって、
私はハンバーガーを食べたいを
と言ったところで、通じるけど(笑)
つたない英語だし、
人によっては不機嫌になってしまうかもしれない。
なぜかというと、
英単語には単語ごとに『ここを強く読んでね』
という場所が決まっています。
それがアクセントなのです。
強形だからと言って、適当に全部強く読むことはありません。
先ほどの例でいうと、
みたいな感じになります。
まとめると、
『強く読むべき(アクセント)の位置をとらえた上で発話するのが重要』
なのです。
僕が大学生の時に、英語のレポートをすべて大文字で名前を書いたら笑われて、
【君はそんなに自分の名前を強調したいのかい?】と言われました(笑)
アクセントや大文字、小文字にはそういった
【ここが大切だよー】というニュアンスが込められているのです。
以上!
英検、共通テスト リスニングのコツでした!
自分で書いてて、
めっちゃいい記事やん!って思ってしまいました!!(笑)
4記事にわたって『リスニング』について書かせていただいたのですが、
本当に丁寧にまとめたつもりです。
留学経験が無く、英語が苦手だった自分が英検1級・CNNや洋画を聞き取れるようになるまで
培ったすべての経験、知識、反省をまとめたつもりです。
これが皆さんの助けになれば、これほど嬉しい事はありません。
リスニングは一朝一夕で伸びるものではありません。
ですが、コツコツと積み上げた力はどんな時でも力を発揮してくれます。
特に、英検や共通テストで1番点数が安定しやすいのは『リスニング』です。
コツコツと頑張ってください。
忙しい受験生・社会人こそ
このトレーニングをやるべきだと思います!
時間がなぁ、、って言いました?
時間が無くてもできます!
僕はできました!
・教員として働きながら!
・ブログも書きながら!
・平日筋トレ、
毎週土日は野球とバスケの試合しつつ!
頑張るあなたを応援しています!
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では!ご精読ありがとうございました!
これにてリスニング編は完でございます!
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