こんにちは!
今回は
- may have 過去分詞
=might have 過去分詞 - must have 過去分詞
- can have 過去分詞
=could have 過去分詞 - should have 過去分詞
- ought to have 過去分詞
- need not have 過去分詞
上記のような助動詞+現在完了、
いわゆる
助動詞 have 過去分詞の違いを説明します!
- 助動詞 have 過去分詞の意味が
ややこしくてニガテ!! - 以下の助動詞の
意味の違いを知りたい①may have 過去分詞
=might have 過去分詞
②must have 過去分詞
③can have 過去分詞
=could have 過去分詞
④should have 過去分詞
⑤ought to have 過去分詞
⑥need not have 過去分詞 - 忘れないように詳しく知りたい
- 文字ではなく、イラストで頭を整理したい。
まずは、
こちらの一覧をどうぞ
この記事では、
ふつうの学校では
『覚えろ!!』と教えられる、
- may have 過去分詞
=might have 過去分詞 - must have 過去分詞
- can have 過去分詞
=could have 過去分詞 - should have 過去分詞
- ought to have 過去分詞
- need not have 過去分詞
6つの助動詞の違いや試験に出るポイントを
『分かりやすく』、『イラストで』整理しています!
さらに、後半には
『英検・TOEIC・入試問題』も載せているので
試験での出題方法を知ったりすることや、
自分が理解できているかどうか即チェックできる!
- 助動詞 have 過去分詞の違いをイラストで確認できる
- 細かい違いをイラストで分かりやすく理解
- 後半には英検・TOEIC・入試問題がついており、
理解度がすぐに確認できる!
それでは!
行ってみましょう!
助動詞 have 過去分詞の一覧
理解するためのポイント
先ほどの
- may have 過去分詞
=might have 過去分詞 - must have 過去分詞
- can have 過去分詞
=could have 過去分詞 - should have 過去分詞
- ought to have 過去分詞
- need not have 過去分詞
まず、
これらの違いを分かりやすくするために、
『推量形』と
『皮肉形』
この2つに分けます!
『~だったかもしれない』など、
予想のニュアンスを含む助動詞を『推量形』
『~すべきだった(のにしなかった)』など、
イヤミのニュアンスを含む助動詞を『皮肉形』
と考えながら、違いを見ていきましょう!
まずは、『推量形』から!
推量形の意味を持つ
助動詞 have 過去分詞
助動詞 | 意味 | 種類 |
may have 過去分詞 |
~だったかもしれない | 推量形 |
must have 過去分詞 |
~だったに違いない | 推量形 |
can have 過去分詞 |
~だったかもしれない notが付くと『~だったはずがない』 |
推量形 |
should have 過去分詞 |
~だったはずだ notが付くと『~すべきではなかった』のみ |
推量形+皮肉形 |
つづいて『皮肉形』
皮肉の意味を持つ
助動詞 have 過去分詞
助動詞 | 意味 | 種類 |
should have 過去分詞 |
~すべきだった(のに、しなかった) | 推量形+皮肉形 |
ought to have 過去分詞 |
~すべきだった(のに、しなかった) | 皮肉形 |
need not have 過去分詞 |
~しなくて良かった(のに、してしまった) |
皮肉形 |
分かりやすく一覧にまとめると、
こうなります!
そして、気付きましたか?
should have 過去分詞だけは
『推量形』『皮肉形』両方の意味を持ちます!
理解する為のポイント3つ!!
- 『推量形』『皮肉形』に分けられる!
- 『推量形=予想の意味をもつ』
『皮肉形=イヤミの意味をもつ』!
- should have 過去分詞だけ、
『予想』『イヤミ』両方の意味を持つ
ここまで読んでも、
『なんかよく分からん』となっていると思います。
ですが、大丈夫!
次から、これらの助動詞を1つずつ
イラストで分かりやすく解説いきます!
助動詞 have 過去分詞の違いを
『ひとつずつ』くわしく説明
それではいよいよ、違いを説明していきます!
その前にポイントを2つ確認。
②皮肉形は『イヤミの意味』を
それぞれもつ
まず、
may have 過去分詞
=might have 過去分詞
may have 過去分詞は『推量形』の意味のみを持ち
might have 過去分詞と同じ意味で
『~だったかもしれない』という
『過去に対する予想=推量』の意味を持ちます。
文字では分かりにくいかもしれないので、
以下のイラストをご覧ください!!
ポイント3つ!
=『~だったかもしれない』
②may have 過去分詞は
might have 過去分詞と同じ意味になる
③『推量形』の意味のみを持つ
must have 過去分詞
must have 過去分詞は『推量形』の意味のみを持ち
『~だったにちがいない』という
『過去に対する予想=推量』の意味を持ちます。
こちらも以下のイラストをご覧ください!!
ポイント3つ!
=『~だったにちがいない』
②had to = ~しなければならなかった
と同じ意味を持たない!!
③『推量形』の意味のみを持つ
can have 過去分詞
=could have 過去分詞
can/could have 過去分詞は
『推量形』の意味のみを持ち
『~だったはずだ』という
『過去に対する予想=推量』の意味を持ちます。
以下のイラストをご覧ください!!
ポイント3つ!
=『~だったはずだ』
②can/could not have 過去分詞
=『~だったはずがない』
否定形で頻出
③『推量形』の意味のみを持つ
should have 過去分詞
should have 過去分詞は
『推量形』と『皮肉形』の2つの意味を持ち
①『~だったはずだ』という
『過去に対する予想=推量』の意味を持ちます。
②『~すべきだったのに(しなかった)』という
『過去に対するイヤミ=皮肉』の意味も持ちます。
こちらも以下のイラストをご覧ください!!
ポイント3つ!
2つの意味をもつ
Ⅰ=『~だったはずだ』
Ⅱ=『~すべきだったのに』
②推量形と皮肉形
2つの意味をもつ。
③should not have 過去分詞では
=『~すべきではなかったのに』
『皮肉形』の意味のみを持つ
ought to have 過去分詞
ought to have 過去分詞も
『推量形』と『皮肉形』の2つの意味を持ち
①『~だったはずだ』という
『過去に対する予想=推量』の意味を持ちます。
②『~すべきだったのに(しなかった)』という
『過去に対するイヤミ=皮肉』の意味も持ちます。
こちらも以下のイラストをご覧ください!!
ポイント2つ!
2つの意味をもつ
Ⅰ=『~だったはずだ』
Ⅱ=『~すべきだったのに』
②推量形と皮肉形
2つの意味をもつ。
need not have 過去分詞
need not have 過去分詞は
『皮肉形』の意味のみを持ち
①『~する必要はなかったのに』という
『過去に対するイヤミ=皮肉』の意味を持ちます。
こちらも以下のイラストをご覧ください!!
ポイント2つ!
=『~する必要はなかったのに』
②need not have 過去分詞
『皮肉形』の意味のみを持つ
助動詞 have 過去分詞の
一覧と細かい解説は以上になります。
それでは、この記事の最大の特徴でもある
英検、TOEIC、入試問題で理解度を確認しましょう!
英検/TOEIC/大学入試
-
<TOEIC改>
Mary ( ) with him yesterday.
メアリーは彼と話したはずがない。
①could have talked ②couldn’t have talked
③must have talked ④had to talk
-
<英検2級改>
I ( ) my homework yesterday evening.
昨夜、宿題を終わらせるべきだったのに。
①should have finished ②could have finished
③must have finished ④couldn’t have finished -
<日本大改>
A : I met Bill last week in Okinawa.
B : But it ( ) have been Bill. He is in Kyoto.①cannot ②shouldn’t
③must ④can -
<センター試験改>
I ( ) him somewhere,
but I cannot remember where.
①may meet ②will meet
③might meet ④may have met
さぁ、TOEIC/英検/大学入試 で力試しです!
イラストを復習しながら答えよう!
英検/TOEIC/大学入試 解答・解説
①Mary couldn’t have talked with him yesterday.
メアリーは彼と話したはずがない。
<TOEIC改>
正解2, couldn’t have talked
can/could have 過去分詞は『推量形』
『could=~はありえる』
couldn’t have 過去分詞は
『~だったはずがない』
could have 過去分詞は『推量形』のみ。
could have 過去分詞が答え
②I should have finished my homework yesterday evening.
昨夜、宿題を終わらせるべきだったのに。
<英検2級改>
正解1, should have finished
should have 過去分詞は
『推量形』『皮肉形』二つの意味。
ここでの『should have 過去分詞』は
皮肉形の『~すべきだったのに(しなかった)』
should have finished が答え。
③A : I met Bill last week in Okinawa.
B : But it cannot have been Bill. He is in Kyoto.
A : 先週、沖縄でビルに会ったよ。
B : ビルなはずがないよ。京都にいるんだもん。
<TOEIC改>
『cannot ~=~なはずがない』という意味
その為、正解は
正解1, cannot
になります。
⇩ここがポイント!!⇩
『must have 過去分詞 = ~だったに違いない』
『should have 過去分詞 = ~だったはずだ』
『could have 過去分詞 = ~だったかもしれない』
と似たような意味をもつが、
否定形では
唯一、cannot / couldn’t have 過去分詞だけが
『~だったはずがない』という意味をもつ!
④I may have met him somewhere, but I cannot remember where.
彼にどこかで会ったかもしれないが、どこか思い出せない。
<センター試験改>
正解4,may have met
mightはmayの過去形ではありますが、
後ろが動詞の原形だと
『might V原 = ~かもしれない』という
未来の推量の意味しか持ちません!
以上になります!
『助動詞 have 過去分詞』は広く、浅いので
『推量形』と『皮肉形』で考えれば一発で理解できます!
入試/英検/TOEIC頻出の助動詞は?
今回学習した助動詞は
大学入試やTOEICに頻出
となっています!
ですが、助動詞にはまだまだ種類があり、
- ①助動詞コア+派生パターン
- ②助動詞とニセ助動詞の違い
- ③助動詞+have+過去分詞
↑今ココ!!
- ④may well / may as well /mayの慣用表現
- ⑤had better/cannot~too…
- ⑥need / need toの使い分け
これらを知らないと解けません!
こちらから、
見れます!ぜひご覧ください!!!
↓こちらをクリック↓
以上!助動詞+have+p.p.でした!!
それぞれの項目に
イラスト付きの詳しい解説、入試問題を
別ページで載せているのでぜひご覧ください!
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